弁護士会と連携して実施している専門家相談(弁護士と建築士による対面相談)のなかから、消費者の皆様に参考となる相 談事例を紹介したものです。

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多数の雨漏りやひび割れの原因が不明

事例番号(新築住宅):3

Q:  築3年の木造戸建て住宅ですが、台風の影響で雨漏りが発生しました。最初は数ヶ所でしたが、今では10ヶ所以上に範囲が広がっています。瑕疵担保責任保険を利用して補修工事を行っていましたが、原因がわからないので、現在は、補修工事をストップしています。
雨漏りの補修方法や雨漏りが発生する前から天井、内・外壁、基礎に多数のひび割れが生じていることについて、今後、売主とどのように交渉したら良いでしょうか。
A: 【弁護士の助言】
原因が不明のまま、補修工事を行うべきではありません。
相談を担当した建築士の話によると、雨漏りだけではなく多数の不具合も発生しており、地盤沈下の可能性があるということですので、現在発生している不具合事象を十分に確認した上で、第三者である建築士等の専門家に調査を依頼し、その調査結果を踏まえて、相手方と交渉してみてはいかがでしょうか。その交渉が不調の場合、住宅紛争審査会による住宅紛争処理を申請し、解決を図ることをお勧めします。
A: 【建築士の助言】
雨漏りだけでなく、多数のひび割れが発生しており、建築前の敷地が農地であったため地盤の不同沈下の可能性があります。
早めに、第三者である建築士等の専門家に雨漏りやひび割れの状況及びその原因について原因調査を依頼することをお勧めします。

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