住まいるダイヤルで受け付けた電話相談のなかから、消費者の皆様に参考となる相談事例を紹介したものです。

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訪問販売業者にキクイムシの消毒駆除をすすめられ、高額の支払いをしてしまった。

相談ID:564

Q:  約8年前に設置した床下換気扇の点検と称して、リフォーム業者が訪問してきました。その事業者が屋根裏を確認したところ、キクイムシがいるので消毒した方がよいと言われました。
翌日、その事業者が2人でやってきて、消毒駆除をしていきました。約30万円を請求され支払い済みです。高すぎたと後悔しています。キクイムシは、本当にいたのでしょうか。
A: 建材から粉末状の木くずが噴出し、木くずを取り除いてみて虫孔が空いているようなら、キクイムシ(ヒラタキクイムシ)の被害が疑われます。
キクイムシはデンプンを多く含む広葉樹乾燥材につきやすく、屋外から浸入することは少ないと言われています。キクイムシの卵が産み付けられた木材や建材を用いた場合に、被害を生じることがあります。もし、キクイムシがいたのであれば駆除消毒が必要でしょう。
高すぎたと考えているのでしたら、リフォーム業者に調査内容の説明やキクイムシやその卵の痕跡等の確認を求めることをすすめます。実施されたその駆除消毒作業の費用内訳や作業時間等をもとに、その費用が適切であったのか判断してはいかがでしょうか。
リフォーム業者と合意の上で支払ったのであれば、その金額による契約が成立していますが、訪問リフォームの場合には、法定された事項が記載された書面を受領してから8日以内であれば、特定商取引法に基づくクーリング・オフが可能です(そもそも法定の書面がない場合にはいつでもクーリング・オフが可能です)。契約時に、重要事項について事実と異なる説明がされた等、悪質性が伺われる場合には、工事や消毒駆除が終了した後でも、消費者契約法に基づいて契約を解消できる場合があります。
住まいるダイヤルでは、リフォーム工事の契約をしてトラブルになってしまった方に対して、弁護士と建築士による専門家相談を実施しています。専門家相談を通じて、工事費の妥当性や事業者との交渉方法を検討することをおすすめます。

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