弁護士会と連携して実施している専門家相談(弁護士と建築士による対面相談)のなかから、消費者の皆様に参考となる相 談事例を紹介したものです。

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中古マンションのリフォーム工事で床の不陸調整を追加工事として請求された

事例番号(リフォーム):17

Q:  管理会社より紹介されたリフォーム業者に、購入した中古マンションの床をフローリングに張り替える等のリフォーム工事を依頼しました。ところが、引渡の際に、洋室の床が盛り上がり、高低差が15㎜あることに気がつきました。リフォーム業者に対して、やり直し工事を請求したところ、フローリングの張り替えは行うが、床の下地調整のための工事については、当初予定をしていなかった工事内容なので、追加工事になると言われました。リフォーム業者の回答に納得できません。今後どのようにリフォーム業者と交渉したらよいでしょうか。
A: 【弁護士の助言】
まず不陸の原因が何かを特定される必要があります(コンクリート面そのものか、フェルト、カーペットの糊が残ったものか)。床の下地調整のための工事は、本来リフォーム業者が行うべきものでしょう。
リフォーム業者に対しては、内容証明郵便等で経緯を詳細に記した書面を送付して、誠意ある対応を求めるのがよいでしょう。なお、リフォーム業者との交渉が進まないときは、裁判所の民事調停制度を利用することも一つの方法です。
A: 【建築士の助言】
床のフローリング工事は、普通であれば、不陸(※)調整込みの仕事であると考えられます。経緯を説明した書面をリフォーム業者の代表者に送付すると良いでしょう。
また、不陸の原因を第三者の建築士等に確認をしてもらい、そのアドバイスをふまえてリフォーム業者と交渉することも一つの方法です。

※不陸(ふりく):平らではなく凹凸があること、または水平でないこと。

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