弁護士会と連携して実施している専門家相談(弁護士と建築士による対面相談)のなかから、消費者の皆様に参考となる相 談事例を紹介したものです。

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リフォームで節水タイプの便器に交換後、逆流や詰まりなどが生じる

事例番号(リフォーム):22

Q:  トイレのリフォーム工事を行いました。リフォーム業者の提案にしたがって節水タイプの便器を選定し、便器の位置を約1m程度移動しました。1カ月後にトイレが逆流し、リフォーム業者が応急補修を行いましたが、補修後もトイレが詰まることがあります。
リフォーム業者は、排水管の勾配を正しく施工しても、節水タイプは詰まりやすいと言って、便器の交換を提案しました。しかし、リフォーム業者から便器交換の費用は負担できないと言われています。補修や便器の交換費用は、リフォーム業者が負担するべきではないでしょうか。
A: 【弁護士の助言】
リフォーム業者が設置した便器に逆流や詰まりなどの不具合がある以上、相談者が使用方法を違反するなど、通常あり得ないような使用をした場合を除き、補修費用はリフォーム業者が負担することになります。
今回は、トイレが詰まらないように水の流れを増量するなどの補修をしているようですので、その後の経過を見てみるとよいでしょう。それでも便器の逆流や詰まり等の不具合が生じる場合は、リフォーム業者、設備機器メーカー立ち会いの下で、原因を調査し対策を検討することをおすすめします。また逆流などの不具合が発生した際には、動画などに記録し、証拠とすることをおすすめします。
A: 【建築士の助言】
現在は排水の水量を増量したため、とりあえずは流れるようになっているとのことです。排水の流れが悪くなる最大の原因は便器に接続された排水管の詰まりと考えられます。その場合、排水管の高圧洗浄による清掃で改善されることもあります。その他にも、排水勾配・通気管の不具合、二重トラップ等が原因の場合も考えられます。
リフォーム業者、設備機器メーカー、相談者が三者立ち会いの下で,原因を調査し、補修方法等の話し合いを行うことをおすすめします。

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