弁護士会と連携して実施している専門家相談(弁護士と建築士による対面相談)のなかから、消費者の皆様に参考となる相 談事例を紹介したものです。

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新築マンション上階からの水漏れ原因調査で、コンクリート床スラブのひび割れが見つかった

事例番号(新築住宅):33

Q:  新築マンションで、上階バルコニーに設置された電気給湯器のタンクから水が漏れて、スラブのひび割れから屋内に入ってきました。水漏れについては、上階住人が給湯器を移動した際、配管が折れたことが原因のようです。床スラブのひび割れについて売主は、通常の収縮クラックで異常ではないと言いますが、知り合いに見てもらうと通常のひび割れではないといわれました。今後どのように交渉を進めればよいでしょうか。
A: 【弁護士の助言】
水漏れの原因が上階バルコニーに設置されている電気給湯器の配管からということであれば、基本的には上階の区分所有者が専用使用権者としてその責任を負うことになると考えられます。
床スラブのひび割れについては、瑕疵に該当するかどうかが現時点では明らかではありません。よって、共用部分として管理組合に調査を依頼して状況を把握したうえで、その後の対応を検討する必要があります。
A: 【建築士の助言】
構造躯体については共用部分になりますので、管理組合へ報告し、管理組合が売主と交渉することになります。床スラブのひび割れは程度問題もあり、写真の範囲では判断が難しいため、建築団体等の専門家に診てもらい判断するとよいでしょう。

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