弁護士会と連携して実施している専門家相談(弁護士と建築士による対面相談)のなかから、消費者の皆様に参考となる相 談事例を紹介したものです。

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間仕切りを撤去して上吊式3枚扉を設置するリフォーム工事をしたが、補修内容に不安がある

事例番号(リフォーム):25

Q:  既存の間仕切りを撤去して、上吊式の3枚建引き戸を設置するリフォーム工事を行いました。工事後、上吊式引き戸と床の隙間が大きく開いていたため、リフォーム業者は隙間を解消するために、枠の上部に木材を入れる補修工事を行いました。
枠の強度に問題がないか不安です。今後何か問題があった場合、リフォーム工事が原因の不具合であれば、他の業者に補修をしてもらい、費用負担をリフォーム業者に求めることはできるでしょうか。
代金の支払いはまだしていません。支払いに応じる時期についての助言をお願いします。
A: 【弁護士の助言】
引き戸が施工要領書の通りに施工されているか確認したうえで、仮に施工されていないということであれば、他の業者に補修工事を依頼した上、補修にかかった工事代金とリフォーム業者に対する代金を相殺するということも考えられます。
施工要領通りに施工されているということであれば、未払いとなっている工事代金を支払い、不具合が生じた段階で、当該不具合が保証書の対象であるかどうかを確認し、対象であれば、補修を求めるとよいでしょう。リフォーム業者が応じなければ、補修に代わる損害賠償請求するということも考えられます。
A: 【建築士の助言】
リフォーム工事で使用した建具メーカーの施工要領書を取り寄せて、工事内容が施工要領書の通り施工されているか確認するとよいでしょう。工事に関しては、専門職種(大工)によっては取付けの際、木材の性質を考え、経年を見込んで隙間を開けることがあることも考えられます。

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