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木造住宅の小屋裏ボルトの弛み

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ご相談内容

相談年月:2001年3月

2年前に木造戸建住宅を購入しました。国道沿いの2階建の在来工法の家です。今回売主側から、2年目のメンテナンスチェックをするとの連絡を受けました。点検内容に小屋裏のボルトの弛みのチェックも含めるように要求をしましたが拒否されました。不当なことなのでしょうか。
入居以来、国道を通過する自動車の振動で眠れぬ時もありましたが、我慢をして苦情は言っていません。

回答

木造住宅の小屋裏のボルトが弛む原因として、構造部材である木材が乾燥により収縮し、断面寸法が減少することが考えられます。それに伴い締付けてあったボルトが弛みますが、通常は築後2年ではボルトが弛むほどにはならないと思われます。
自動車による建物の揺れで、夜眠れないこともあるという事情は、はっきりと売主に伝えておくべきでしょう。そうした建物の揺れとの関係からも、ボルトの調査をしてほしいと考えている訳であり、この点も十分売主に説明し、再度申し入れたらどうでしょうか。
さらに5〜6年後には木材の乾燥も安定するので、振動が多い場所でもあることから、その時点で専門家のチェックを受け、弛んだボルトを締付けてもらえば、安心でしょう。

相談ID:14

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