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木造2階建て住宅の押入れの雨漏り

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ご相談内容

相談年月:2001年2月

去年9月に売り建て住宅(在来木造2階建て)の売買契約をして、11月末に入居しました。
住んで1ヶ月目の雨の日に、1階和室の押入れに雨漏りがしました。翌日、仲介の不動産店を通して、売主である建設会社に連絡をしたら、会ったこともない大工が来て、押入れのシミの状態を見て「こんなの雨漏りじゃないよ。奥さんは神経質すぎる」と言って帰ってしまいました。しかし、今年の1月の雪が降った翌日には、押入れにしまってあるものはびっしょりと濡れ、2階の3部屋の天井からはポタポタしたたるほど水がもれてきました。
建設会社から設計者と担当者が来て、雨漏りがあるのは認めましたが、修理をしてくれません。先週の雪でもひどい雨漏りがあり、今では2階の居室はまったく使えず、押入れにふとんをしまうこともできず、リビングで親子3人が寝起きしている状態です。今後どうしたらいいのでしょうか。

回答

雨漏りは重大な瑕疵であり、住宅品確法で雨水の浸入を防止する部分には10年間の瑕疵担保責任が義務付けられていることから、売主に強く修補を求めていくべきです。
売主には雨漏り箇所の調査をし、原因を確かめて、一刻も早く修理をするように申し入れましょう。現在の状態を写真やビデオなどに撮っておき、併せてこれまでの交渉の経緯を忘れないうちにきちんと記録しておく必要があります。売買契約は売主との間に成立しているのですから、交渉の相手は建設会社であり、大工や設計者ではありません。口頭での約束は避け、文書を取り交わすようにしましょう。先方が動かないようであれば、経緯と要望を記載して内容証明郵便を責任者宛てに送付する方法もあります。
第三者の専門家に調査をしてもらうのもよいですが、その場合は費用が発生しますので、事前に先方に話を通し、費用負担について後日話し合うことの了承を得ておくことが必要です。

相談ID:22

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