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3階建て住宅の融雪による雨漏り

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ご相談内容

相談年月:2001年1月

5年前の9月に契約し、その翌年2月に引渡しを受けた鉄骨造3階建て店舗併用住宅を所有しています。以前から雨漏りがしていたのですが、先日に積もった雪が融けて雨漏りが止まらず困っています。施工業者は倒産していますが、事業を別の会社が引き継いでいるので、この別会社に対して補修を請求しています。下請け業者にも補修を請求していますがまだ直しに来ません。
20mの屋根に勾配が20cmしかなく、当初から勾配不足ではないかと主張していました。今後、どう対応すればよいのでしょうか。

回答

屋根の勾配は1/100の水勾配なので、陸屋根の防水工法によっては勾配不足とは言えません。どこから雨漏りがしているのか、何が原因かをよく確かめることが必要です。雨漏りの原因によっては、瑕疵担保責任に基づき補修等が請求できる可能性があります。
2000年4月から住宅品確法が施行され、新築住宅について、構造耐力上主要な部分と、雨水の浸入を防止する部分は、10年間の瑕疵担保責任が、請負人及び売主に義務付けられています。
本件は、施行前の住宅なので、契約書で定められている瑕疵担保責任の内容や期間を確認しましょう。
また、事業を引き継いだ会社が瑕疵担保責任を負うかは、事業の引き継ぎ方にもよりますので、まずは、口頭ではなく内容証明郵便で瑕疵修補を請求してはどうでしょうか。

相談ID:42

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