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積雪によるカーポートの折損

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ご相談内容

相談年月:2001年1月

大雪のため積雪の荷重に耐えきれず、カーポートの支柱が傾き、屋根が中央から折れ、駐車していた車2台にへこみ、キズ、ミラーの折れなどの被害がでました。このカーポートは近所のホームセンターのオリジナル商品で、昨年8月に購入し、この店から派遣された業者が取り付けたものです。
ホームセンターに連絡すると、社員とメーカーの責任者という人がやってきて、写真をとり、また連絡すると言って帰りました。帰りがけに「この製品は20cmの積雪にしか耐えられない。昨夜は40cmも雪が降った。それなのに雪下ろしをしなかったのが悪い」と言われました。
しかし、このあたりは雪おろしをする習慣はなく、近所ではだれもやっていません。また、近所でカーポートが壊れた例はありません。取り付けのときに保証書や説明書を渡さず、積雪が20cmを超えたら雪下ろしをしなければならないということも知りませんでした。今後相手とどのように交渉したらいいのでしょうか。

回答

製品により身体や財物に損害を被った場合の救済として、PL(製造物責任)法という法律があります。今回の案件については、まだ、カーポートの取り付け方、支柱の間隔がどうだったか、使用方法に問題はなかったか、使用方法について注意事項が知らされていたか、昨夜の雪が予想外の量であり、天災であったかどうかなどわからない部分があるので、PL法の問題に該当するかどうか断定することはできません。
しかし、代金支払時にもカーポート取り付け時にも、先方から保証書も取り扱い説明書も渡されていないのは問題があると思われます。また、口頭でも使用上の注意点などを聞いていないようですし、さらに、まわりには一軒もカーポートの破損事故が生じていないということですので、この点を根拠に先方と交渉してみてはどうでしょうか。領収証等の保管および、被害状況の写真なども撮っておくことをおすすめします。

相談ID:44

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