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住宅の新築工事が大幅に遅延

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ご相談内容

相談年月:2000年10月

借地に住宅を建築していますが、契約を1月にして、着工を3月に行いました。契約金のうち着手金3分の1、上棟時点で3分の1支払い済みです。しかし、工事は4月下旬に上棟した後に殆ど進行していません。工事は大幅に遅れていて、施工業者は天候等の理由を並べて言い訳ばかりしています。10月現在、屋根を葺いて外装の下地の工事中です。
このままでは、今年中の完成も不可能とも考えられ不安です。地方公共団体に相談したら、契約解除の方法を検討したらと言われましたが、当方としては、途中で契約解除するともっと時間がかかり面倒です。何か工事促進に関して良い方法はないのでしょうか。

回答

契約解除はしたくないとのことですし、損害賠償の請求も余り考えたくないとのことでは、対策も限られます。相手に対して工程表を要求し、確認していくなど、強い態度で望む必要があるのではないでしょうか。
また、業者の経営状態も一度確認しておくことが必要で、上棟時の支払いが完了してから工事が遅れていることにも、何か原因があるとも思われます。単なる工事遅延に対する損害賠償金だけでなく、遅延に対して被った精神的被害に関しても責任追及をしたいとして工事促進を図ることが必要なのではないでしょうか。経営状態の悪化が原因で、上棟時の支払完了後の工事が遅れた可能性も疑われます。
そのような場合、工事途中で倒産する場合もあり、さらに問題がこじれます。業者の姿勢を見るためにも、一度会社に行って経営内容や評判を確認することも、今後の対応の参考となるでしょう。

相談ID:100

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