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賃貸マンション退去時の原状回復費用

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ご相談内容

相談年月:2000年9月

入居後10年の賃貸マンションですが、賃貸借契約を解約し、明け渡すことになりました。家主から退去時の条件として、畳の敷き替え・ドアの交換・ふすまの張り替え等の要求が来ていますが、適正な見積もりの評価ができません。見積書をチェックする方法を教えて下さい。また、どの部分が貸主側の負担で、どの部分が借主側の負担であるかもよく分かりません。

回答

退去時の貸主、借主の原状回復費用の負担の判断は、使用状態によって異なる場合が多いです。例えば、ふすまの場合は、経年で色があせた場合には貸主負担ですが、短期間でふすまを破った場合は借主負担です。これらは、入居時点での契約書に書かれているはずなので、確認して下さい。 
原状回復の見積もりに関しては、貸主側の施工業者に全体の見積もり明細を提出させて、項目別に確認することです。業者によって、見積金額が異なる場合がありますので、市販をしている積算資料関連の書籍をみて、概略の単価を調べてみるとよいでしょう。また、知り合いの業者がいれば、見積書のチェックをしてもらうこともよいかと思います。
なお、国土交通省がとりまとめた「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」も参考になります。また、東京都では「賃貸住宅紛争防止条例」が定められています。

相談ID:124

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