トップページ 相談事例を探す マンション居室のリフォーム工事の追加費用請求
  • 電話相談事例

マンション居室のリフォーム工事の追加費用請求

  • リフォーム工事
  • 共同住宅
  • 請負契約
  • 契約に関する相談
  • 工事代金支払
  • 工事遅延・工事期間
ご相談内容

相談年月:2000年7月

マンションに住んでいますが、知り合いの業者に頼んで室内のリフォーム工事をしています。現在、工期が40日あまりも遅れているにもかかわらず、最近になって業者から、「奥さんが言った通りのことをやったら金額が増えた」と、最初に取り決めた金額より高額な費用を要求されています。
確かに、家の中にいるのは自分だけで、大工からこれでよいかと聞かれれば、わからないからそれでよいと言ったこともあります。しかし、それを「注文した」と言われるのは納得ができません。
このような場合、業者の請求どおり支払いをしなければならないのでしょうか。また、設計者は当初の話し合いの時、「全体の中で調整をしながらすすめていきましょう」と言ったにもかかわらず、その後ほとんど顔を出さずに工事が進められたのも納得がいきません。

回答

大工から「これでよいか」と聞かれて「それでよい」と答えたのであれば、追加注文したことになる可能性はあります。しかし、追加注文が成立するためには、それが幾ら増加となるのかについてまで合意していることが必要です。
本件では、未払い代金があるようなので、それは最後の精算時まで残しておき、追加で要求された金額の内訳を、リフォーム業者に要求してはいかがでしょうか。
ただし、図面もないように見受けられますので、見積書をよく把握して、自分が言ったものと、そうでないものとの区別をつけておくことが重要です。追加分と減額分を明確にするようにしていけば、納得のいく精算ができるのではないでしょうか。
見積書の内容について、算定根拠など詳細を説明するように要求することも大事です。

相談ID:158

参考になりましたか?

チャットでご相談

チャットサポート