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マンションの界壁の遮音構造−ブロック造の場合−

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ご相談内容

相談年月:2000年7月

昨年、7階建の分譲マンションを買いました。当方の住居は5階で、3世帯の真ん中に住んでいます。設計者から聞いたのですが、片方の隣家との界壁はブロックにコンクリートを埋め込んだものだそうです。そのせいか隣のテレビの音が聞こえます。建築基準法で壁厚の制限はないのでしょうか。
管理組合はまだできていません。管理会社に音の問題を話したら、「少し時間を下さい。」と言ったまま2ケ月経ってしまいました。1年点検のアンケートがきたので、そこに音の問題を書くつもりです。
隣家となるべく波風を立てたくないと考えています。どうしたらいいのでしょうか。

回答

3階以上の共同住宅の主要構造部の界壁は、建築基準法第27条及び同法施行令第114条により耐火構造とすることとなっているので、一定の壁厚や仕様が要求されています。また、遮音構造については、法第30条による告示において、具体的な仕様が定められています。いずれの構造も小屋裏又は天井裏に達するようにしなければなりません。
ブロック造界壁の場合、ブロックが上部まできちんと積まれていなくて、空隙や空間がある場合、遮音効果が落ちてしまいます。
音の問題には個人差がありますが、今回はマンション全体の構造に共通した問題ですので、他の住戸はどうなのか、設計施工はどうなっているのか、住民一体となって販売会社、施工会社に調査してもらうことが必要です。

相談ID:159

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