住まいるダイヤルで受け付けた電話相談のなかから、消費者の皆様に参考となる相談事例を紹介したものです。

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中古戸建住宅に入居したら1ヶ月半で雨漏りが発生

相談ID:220

Q:  築26年になる木造住宅を、2か月半前に契約をして入居しました。中古住宅の売買は現状有姿であることは承知していますが、雨漏りについては別ではないかと思っています。
入居して至るところの壁にシミがあるのに気がついたので、売主に直接問い合わせたところ、それは雨漏りの跡だと言うことでした。その事は重要事項説明書に記載はありませんでした。売買契約書の中に瑕疵保証期間は2か月との記載があります。
入居して二度の雨降りがあり、最初の時には天井が落ちるのではないかと思うほどの雨漏りでした。仲介した不動産業者に言うと、築後の年数から雨漏りはするだろうし、腐っているところもあるだろう、それを承知して買い求めたのではないかと言い、取り合ってくれません
雨漏りを直すとなると、費用も結構かかると思うので、このような場合どのような交渉をすればよいのでしょうか。契約の解除は出来ないものでしょうか。
A: 中古物件の取引は現状有姿が通例ですが、雨漏りなどはいつ出てくるか解りませんので、それを何時までも責任を負う訳にいかないために、売買契約書の中では瑕疵担保期間を2ヶ月とすることが多いと聞いています。
相談の内容から判断すると、売主は雨漏りについて知っていたにも拘わらず、買主にその事実を伝えなかった可能性があります。そうであれば、保証期間の2か月を経過していたとしても、売主はそれを主張できず(民法572条)、隠れた瑕疵として、売主に解除や損害賠償を請求できるのではないでしょうか。
仲介業者も知っていて買主に伝えず売ったことになれば、業者として誠実さを欠いていることになるかと思います。詳しくは、重要事項説明書や契約書等の関係資料を持参して、弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。

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