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耐震改修後、漆喰を塗った壁が剥がれてきた。耐震工事の適否も不安。

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ご相談内容

相談年月:2009年1月

築40年になる木造在来工法2階建ての住宅に住んでいます。以前、浴室やトイレのリフォームを依頼した会社の紹介で、昨年12月に一級建築士による耐震診断と耐震改修を行いました。壁を剥がし、筋交いを入れ、金物補強を行ったところ、0.2しかなかった構造耐震指標(Iw値)が1.0まで上がりました。

ところが、最近になって漆喰を塗った内壁が剥がれてきたので、補修してほしいと言ったところ、施工会社から、「サンドペーパーをかけてペンキを塗る」と説明されました。その方法では、漆喰を塗った意味がないと思います。耐震改修工事も適切になされているのか心配になってきました。
現場を見てくれる専門家を紹介してもらえますか。

回答

Iw値とは、木造建物の耐震診断で、柱や壁の強度を計算し、建物の形状や懸念状況を考慮して、建物が保有する耐力の指標をいいます。
耐震改修の結果、Iw値が1.0まで上がっているなら、耐震改修の効果があったと考えられます。耐震改修が適切に行われたかを確認するのであれば、地方公共団体の耐震診断を受けてみるか、第三者の建築士に現場と図面を確認してもらうことをおすすめします。
漆喰は、消石灰に砂や糊を混ぜ、水で練った左官材料で、剥がれた場合には、削ってまた塗ることができます。ペンキを塗るのでは、イメージが違ってきますので、補修方法については、再度漆喰壁の風合いを残してほしい等の希望をきちんと伝えてみてはどうでしょうか。
支援センターでは、建築士の紹介を行っていませんが、建築士等の建築に関する専門家が所属する団体を案内しますので、所属する建築士等のリストを見せてもらう等の紹介を受けてはいかがでしょうか。
※木造の建築物等の構造耐震指標Iw(Seismic Performance Indices of Wood-frame Buildings)
  国土交通省告示第184号より

相談ID:384

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