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バリアフリー住宅の玄関上り框の段差が残ってしまった。

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ご相談内容

相談年月:2011年11月

施工業者と工事請負契約を結び住宅を建て替えています。高齢者の家族がいるので、完全にバリアフリー仕様の木造平屋建て住宅を要望し、施工業者に当方の意向を説明しました。
建物の完成が近づき、室内はバリアフリーになっていること、道路から玄関までもスロープで移動できることを確認しました。しかし、玄関の土間部分と床面との段差が23cmもあり、高齢者の家族が上り下りできません。施工業者は謝罪し、玄関に式台を設けると言っていますが、納得できません。施工業者にはアイデアもないようなので、別業者で施工してもらうから費用を出してほしいと伝えたのですが、返答がありません。
近々、引渡し予定なのですが、引渡しを受けない方がよいでしょうか。

回答

曖昧なままで引渡しを受けることは、この状況を認めることにもなりかねないので、おすすめできません。
木造住宅は鉄筋コンクリート造の建物に比べると、基礎の形状や床下の通気をとるため、床高さが必要となります。そのため完全なバリアフリーにするのは難しいのですが、玄関でなくても、テラス等から段差なく出入りする等の工夫は可能だったと思われます。
施工業者は、設計の段階で貴方の意向を、充分に検討すべきだったと思われます。
このまま施工業者から提案が出てこないのであれば、第三者の建築士等に、改善方法を検討してもらい、施工業者に引渡し前に改修工事をしてもらうことを提案してはどうでしょうか。
もし、改修工事を残して引渡しを受ける場合には、事前に合意内容を書面に残しておくべきでしょう。

相談ID:496

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