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評価住宅の取得者。すでに施工業者が倒産しているが、補修請求できないか。

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ご相談内容

相談年月:2012年1月

9年前に、木造の注文住宅を建てました。ところが、入居から2年目には施工業者は倒産してしまいました。完成直後から外壁にひび割れが見つかり、施工業者に補修請求していたのですが、何の対応もしてもらえませんでした。そのまま放置して、10年経ってしまいました。
この住宅は、建設住宅性能評価書を取得した住宅なのですが、補修請求はどこにすればよいのでしょうか。下請けの塗装業者に補修請求できますか。

回答

建設住宅性能評価は、登録住宅性能評価機関が設計時と工事施工・完成時の二段階にわたって検査を行いますが、評価書作成時点での性能を評価するもので、その後の性能を保証するものではありません。
この住宅は、住宅瑕疵担保履行法施行前に建築された住宅であり、倒産した場合に備えた保険や供託による資力確保の義務づけ対象とはなっていません。
したがって、施工業者が倒産した場合、アフターサービスを引き継ぐ会社がない限り、請求先がなくなってしまいます。
外壁のひび割れの状況は電話では分かりませんが、下請業者の責任を追及できるとしても、すでに不具合発生から長期間経過しており立証は難しいと思われます。念のため、ひび割れの写真を撮って、それを見せながら、弁護士や建築士の相談を受けることをおすすめします。

相談ID:529

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