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中古マンションの購入にあたっての注意点。

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ご相談内容

相談年月:2012年2月

買換えで中古マンションの購入を検討しています。いわゆる旧耐震基準の鉄筋コンクリートのマンションなので、耐震性について少し心配です。

回答

1981年に改正された建築基準法は、建物の耐震性能に関する規制を変えました。この改正後の基準を新耐震基準といいます。新耐震基準以前に建てられたマンションの場合、鉄筋コンクリート造であっても新耐震基準に満たない場合があるので、実際の建物の状態等を確認しておきましょう。その検査結果や購入価格を総合的に検討し、購入するか否かを決定してはいかがでしょうか。
なお、中古マンションを購入する際には、給排水設備関係をどのようにリニュ−アルしているか、今後どのようにする予定か、共用部分の修繕計画はどうか、管理状況はどうかを確認しておくこともおすすめします。
場合によっては、建て替えとなる可能性もあることを考慮しておくべきでしょう。
内装は好みに合わせてリフォームすることができますが、共用部分など、区分所有者単独では自由に改装できないところも確認しておきましょう。

*新耐震基準 :基準法改正(1981年)以前の許容応力度設計法に加えて、構造種別、高さに応じ、層間変形角、保有水平耐力等の確認を行う二次設計が導入された。

相談ID:538

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