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鋼管杭施工の際、現場で鋼管を継ぎ足したらしい。問題があるか。

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ご相談内容

相談年月:2012年5月

5年前に建てた建設住宅性能評価書付住宅に住んでいます。当初行った地盤調査により、鋼管杭の基礎工事を行うことになりました。住宅会社からは、5mの杭を打つという説明があっただけでした。
3年前、地盤調査で支持層が地盤面から下に5mであることに気づきました。そのため、鋼管杭先端がぎりぎり支持層に届いているところでしょう。鋼管杭は支持層にくい込ませるべきだと記載した文書もありました。
住宅会社では、支持層までの長さが足りない鋼管杭については、現場で溶接して継ぎ足しをしているとのことでした。問題があるでしょうか。

回答

支持層が地盤面から下に5mの位置に存在すると言うことであれば、支持層に到達するように鋼管杭を打ち込む事が一般的ですが、杭先端が支持層に食い込むように鋼管杭を打ち込むこともありますし、鋼管杭を用いる工法にも様々なものがあります。杭の先端が支持層に食い込んでいないと言うことだけで問題であるとはいえません。
また、支持層の深さの関係で杭の長さが足りない場合、現場溶接にて鋼管を継ぎ足す事は通常の施工方法として広く一般的に行われている事であり、そのことだけで問題があるとはいえません。
詳しい工事内容は住宅会社に説明を求め、納得できないのであれば、建設住宅性能評価書取得者に対する専門家相談を利用し、弁護士と建築士による対面相談を受けてみてはいかがでしょうか。

相談ID:562

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