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1年前に建てた木造住宅から床鳴りがして困っています。

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ご相談内容

相談年月:2013年7月

1年前、木造平屋住宅を新築しました。ところが入居直後から、床の上を歩くとギシギシッという音がするのです。建築した施工業者に相談すると、「床鳴りでしょう。よくあることです」と言われました。施工業者が床下に潜って、根太と合板を木ねじで留め付けると、一時はおさまったのですが、それから1年たった今、また同じような床鳴りがします。床は、合板の上にクッションシートを貼ってあります。実は、設計時の予定では24ミリ厚の合板を使用するはずだったのですが、のちに施工業者から、「重量の事情で12ミリ厚の合板を2枚重ねで施工したい」と説明があり、了解した経緯があります。今後はどうすれば良いでしょうか。

回答

床鳴りとは、床が歩行等の荷重の移動や衝撃により、ギシギシ・コツコツ・キイキイと音を立てることをいいます。
床鳴りは音の種類により、「ギシギシ、ギュギュ」という軋み音と「コツコツ」と固いものにぶつかる音、「キイキイ」と擦れる音に大別することができ、その音の性状を聞き分けることで、大まかな発生原因を推定できる場合があります。
床鳴りは、原因を特定した上で修理をしなくてはなりませんが、軋み音に対する感覚は個人個人違い、また日によって鳴ったり鳴らなかったりすることもあるため、原因特定にあたっては、音が発生する状況(いつから、どの部分に、どんな音が、どのくらいの頻度で発生するか)を記録しておき、施工業者や専門家に調査してもらうことをおすすめします。
本件の床鳴りは、ギシギシッという音がするということですので、床材、根太、大引きなどの間に生じた隙間による軋み音であることが考えられます。また、12ミリ厚の合板を2枚重ねにしてあるとのことですので、これが一体化できずに隙間が生じ、根太の上で軋んでいることも考えられます。
まず、原因を特定し、修理の方法や工事期間、費用等を十分に話し合って検討することをおすすめします。

相談ID:608

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