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被災した賃貸住宅の安全性に不安を感じる。賃貸借契約の解除は可能か。

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ご相談内容

相談年月:2016年4月

今回の熊本地震が発生する直前にマンションの賃貸借契約を結びました。ところが、地震後マンションを見に行ったところ、南面と北面の地盤から高さ5cmの箇所に基礎のひび割れがあり、このまま入居するのは不安です。貸主に建物の安全性の証明して欲しいと希望していますが、拒まれた場合、賃貸借契約の解除はできるでしょうか。

回答

本件では、地震が発生したのは、賃貸借契約を締結した後、入居前の場合のようです。
マンションの基礎のひび割れが地震により生じたとのことですが、どの程度のものか確認した上で、場合によっては建築専門家による調査等が必要になると考えられます。
契約はしたものの、貸主に安全性の証明を求めても応じるかわからず、また証明を得るにも一定の期間がかかることから、契約解除を考えるのも一つの方法です。
ただし、修理すれば住むことができるのであれば、賃貸借契約の解除は契約書に規定している場合には、契約書の規定によって行わなければなりません。契約書によっては、一定期間の家賃負担や違約金負担の可能性もあります。

相談ID:653

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