トップページ 相談事例を探す 中古で購入した築8年のマンションの外壁タイルが落下した。売主や施工業者に対応を求めたい。
  • 電話相談事例

中古で購入した築8年のマンションの外壁タイルが落下した。売主や施工業者に対応を求めたい。

  • 共同住宅
  • 売買契約
  • はがれ(ふくれ)
  • 外壁
  • その他要求
  • 管理組合
  • 共用部分
ご相談内容

相談年月:2016年6月

築8年のマンションの12階住戸を、半年前に購入しました。先日、11階の外壁タイルが落下しました。幸い通行人に怪我はありませんでした。
マンションでは誰が役員であるかわかりませんが、管理会社はわかっています。売主や施工業者にどのような対応を求めることができますか。

回答

外壁タイルの落下は、マンションの共用部分に瑕疵がある可能性があります。しかし、区分所有者は共用部分の管理についての権限がないため、タイルの落下に関して売主に対して瑕疵担保責任を問うことは難しいと思われます。なお、管理の状況を確認するためには、管理組合の役員がわからないのであれば、まずは管理会社に問合せをし、管理組合運営の状況を確認するとよいでしょう。また、タイルの落下が工事の手抜き等が原因である場合、管理組合(区分所有法上の管理者)から施工業者に対して、不法行為として損害賠償を請求することが考えられます。この場合、施工業者の故意・過失や損害発生との因果関係等の要件の立証が必要となります。建築士団体等に依頼して、建築士に外壁タイルの剥離の原因や今回剥がれた箇所以外における浮きや剥離の可能性を調査してもらうとよいでしょう。放置しておくと重大な影響が出てくるおそれがあるため、早急に補修することをおすすめします。

相談ID:668

参考になりましたか?

チャットでご相談

チャットサポート