(*1)大引き下寸法が40cm程度以下の場合、施工精度の確保が困難な場合または床鳴りの発生が予測される場合は、床上からの施工となり、以下の工事手順が2と3、4と5の間に追加される。
2’.床材の撤去 |
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- ①
- 補修箇所の周り1.8m四方程度の床仕上材、下地板、根太を取り外す。
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4’.床材の張り直し |
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- ①
- 取り外した根太を取り付け直す。
- ②
- 撤去した下地板を張り替える。
- ③
- 床仕上上材を居室単位で張り替える。
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(*2)一般的には突き固めた地盤に直接束石を据えるが、集中荷重を考慮して、束石の下に土壌固化剤および固練りコンクリートを使用する。
施工上の注意点
- 床下地盤が充分に乾燥しておらず湿気の多い場合は、防湿シートを敷き込むなど(木造(共通)・S造W-3-602参照)の措置が必要である。
- 床下に防湿シートが敷き込まれている場合は、それらの復旧を注意深く行う必要がある。
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