補修方法編

補修方法シート

【木造住宅(在来軸組工法)】

建具の開閉不良丁番の取付け調整T-1-001
木軸・木枠・RC造・S造
工事概要

丁番留付けビスを締め直し、開き戸を取り外し、位置調整を行う。(参考:参考文献2)

「住宅の調査と補修 -平成29年度版
住宅紛争処理技術関連資料集-」
のCD-ROMをご参照ください
丁番の例(引用:参考文献1)
対応する不具合と原因 不具合
  • 建具の開閉不良(T-1)
原因
  • 建具の位置および取付方法の不良
適用条件
  • ドアおよび枠に変形がなく、ドアの大きさ、重さに見合う丁番が使われている場合に適用可能な工法である。
工事手順の例
1.事前調査
現場での原因調査により、適用条件を満たしていることを確認する。
2.丁番ビスの締め直し
丁番ビスを締め直し、建具開閉状況の改善状況を見る。
→改善されれば作業終了。4へ
3.丁番ビスの位置調整
丁番枠側のビスを外し、ドアの上下方向の位置を適正に合わせ、枠側のビス穴位置を竪枠に印をつける。
修正したビス穴印にドリルで穴を開ける。(元のビス穴が近い場合は、元のビス穴にボンド付き木栓をたたき入れてから穴開けを行う。)
修正ビス穴に合わせて丁番を取り付ける。
建具開閉に支障のないことを確認する。
4.片付け、清掃
片付け、清掃を行う。
備考
  • 開閉不良に伴い、床や枠にすれ傷等がある場合は、別途塗装が必要となる。
  • 建具のくるいは温度差等によって起こりやすいので調整機能付き丁番を前もって取り付けることが望ましい。

参考文献

書名[該当箇所](監修) 編著者 発行所
1 構造用教材 改訂第3版[p110] (一社)日本建築学会 (一社)日本建築学会
2 土地・建物の不具合[p71]【絶版】 (財)不動産適正取引推進機構 (株)東洋書店