補修方法編

補修方法シート

【木造住宅(在来軸組工法)】

室内空気の汚染換気ファンの交換SK-1-003
木軸・木枠・RC造・S造
工事概要

ファンの能力を高いものに換える。


換気ファン(多翼送風機)の例
(引用:参考文献1)
対応する不具合と原因 不具合
  • 換気量の不足
原因
  • 必要換気量より能力の小さいファンが設置されていたり、ダクトの圧力損失により必要換気量を満たしていない。
適用条件
  • ダクトなどによる圧力損失を計算により確認したうえで、必要換気量に見合うだけの能力のファンを適正に選定する。(過剰に能力の大きなファンを選択しないこと)
工事手順の例
1.事前調査
必要換気量、圧力損失を計算により確認する。
2.ファンの選定
上記の計算に見合う能力を有するファンを選定する。
必要に応じて足場を設置し、養生を行う。
3.既存のファンの撤去
既存のファンを撤去する。
4.新規ファンの取り付け調整
ファンの大きさに合わせるために必要に応じて、壁等を施工する。
振動、音対策のための固定具などを取り付ける。
5.新規ファンの取り付け
断熱材、気密層との取り合いにも配慮しながらファンを取り付ける。
取り付けたファンの周囲の壁の仕上げを補修する。
6.養生
7.最終確認
換気量を確認する。
足場、養生等の撤去を行う。
備考
  • 新たなファンを取り付けるために、筋かいなどを欠いたりするような、構造に影響を及ぼすことがないようにする。
  • 既存の換気設備がない場合には、新たに設置する。
  • 平13国交告第1347号(改正 平26国交告第151号)の改正により、第5の5「温熱環境・エネルギー消費量に関すること」の「5-2 一次エネルギー消費量等級」が平成27年4月1日からあらたに追加された。当該等級において、全般換気設備は評価対象であるため、建設住宅性能評価書を交付された住宅で、「5-2 一次エネルギー消費量等級」が等級4または等級5である場合は、全般換気設備である換気扇の交換にあたっては、原則として評価等級の基準に適合し、評価等級を維持することが必要である。

参考文献

書名[該当箇所](監修) 編著者 発行所
1 シックハウス対策のための住宅の換気設備マニュアル  [p7] 換気マニュアル作成委員会 (一財)ベターリビング