基礎の沈下基礎のジャッキアップ+既設杭再圧入工法K-1-701
RC造・S造
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(※1)地下水が無く地盤が良好な場合には、耐圧版を施工しない場合がある。
- 施工は、ほぼ基礎下のみであり、設備管等の盛替えにより、建物を平常通り使用しながらの施工も可能な場合がある。
- 工事実施後においても、定期的に沈下の進行状況を確認する。沈下の進行が認められる場合、補修方法を再検討する必要がある。
- ジャッキアップに伴い、外壁等にひび割れ等が生じた場合には、併せて補修する必要がある。
- 既設の基礎が擁壁等に近接している場合は、注意して補修すること。
- 擁壁を併せて補修する場合には、擁壁に有害な損傷、変形及び沈下が生じないように安全性を確認すること。(建基法令第142条及び建基法告示平12建告第1449号「煙突、鉄筋コンクリート造の柱等、広告塔又は高架水槽等及び擁壁並びに乗用エレベーター又はエスカレーターの構造計算の基準を定める件」参照)
- あと施工アンカーを用いて補修を行う場合は平成13国交告第1024号「特殊な許容応力度及び特殊な材料強度を定める件」に適合する必要がある。
- あと施工アンカーを用いて工事を行う場合は、強度や耐久性等の品質を確保するために、「あと施工アンカー・連続繊維補強設計・施工指針」や「建築改修工事監理指針」等、適切な指針類に基づいて管理・施工する。
- ※1
- 再圧入によっても杭の支持力が得られない場合には、基礎のジャッキアップ+鋼管圧入工法(S造K-1-402、RC造K-1-301)も併用する。
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№ |
書名[該当箇所](監修) |
編著者 |
発行所 |
1 |
建築技術1995年9月号[p54~62,p76~77] |
田村昌仁・間瀬哲・大沢一実 |
(株)建築技術 |
2 |
「あと施工アンカー・連続繊維補強設計・施工指針」 |
国土交通省住宅局建築指導課 |
国土交通省 HP |
3 |
建築改修工事監理指針 平成28年版(下巻)(第1版第2刷)[8章12節あと施工アンカー工事](国土交通省大臣官房官庁営繕部) |
(一財)建築保全センター |
(一財)建築保全センター |
4 |
各種合成構造設計指針・同解説(第2版)[第4編各種アンカーボルト設計指針] |
(一社)日本建築学会 |
(一社)日本建築学会 |
5 |
公共建築改修工事標準仕様書 平成28年版(建築工事編)(第2版第1刷)[8章12節あと施工アンカー工事](国土交通省大臣官房官庁営繕部) |
(一財)建築保全センター |
(一財)建築保全センター |