補修方法編

補修方法シート

【鉄筋コンクリート造住宅】

降雨による漏水パラペットの水切り設置、防水層立上がり部の再施工
(シート防水)
W-1-314
RC造
工事概要

金属製笠木による水切り設置、立上がりコンクリートのあご下端への水切り金物設置、又は防水層の再施工した上で、防水立上がり端部にシーリング材を施工する。

防水層末端部の納まり不良の例
対応する不具合と原因 不具合
  • 降雨による漏水(W-1)
原因
  • 関連部位の防水処理不良
  • パラペットあご下端の水切り不良
  • 防水層端部の納まり不良
適用条件
  • アゴの出寸法が100mm以上ある場合は、水切り金物を設置する。
  • 100mm以下の場合は、パラペット天端に金属製笠木をかぶせる。
  • 水切り目地を設ける場合、当該部分はW-1-303に準じる。
工事手順の例
1.事前調査
当事者からのヒアリングや現場での原因調査により、適用条件を満たしていることを確認する。
2.水切り金物の設置又は金属製笠木の取付け
アゴ下部に水切り金物を設置する。
金属製笠木の場合は、笠木の下りをアゴの下端より10mm以上出すこと。
防水層が破損している場合は不具合部分を撤去し、その上から新たに防水層を増張りする。
3.防水端部のシーリング施工
防水端部の押え金物等を再調整し、シーリング材を打ち直す。
  • 端部のシーリングは、隅部で途切れる部分まで打ち替えることが望ましい。
防水層立上がり末端部の処理の例
4.最終確認
降雨時に浸水のないことを確認する。
備考
  • 工事に伴う騒音(ドリル使用時)、臭気、振動、粉塵、降雨時における漏水等が問題になる可能性があるため、工事の実施にあたっては、居住者に工事内容を十分に説明し、合意を得ることが重要である。

参考文献

書名[該当箇所](監修) 編著者 発行所
1 「建築工事標準仕様書・同解説JASS8 防水工事」(2014 年版) (一社)日本建築学会 (一社)日本建築学会