補修方法編

補修方法シート

【鉄骨造住宅】

外壁のひび割れ・欠損塗装・吹付け直し(ALCパネル)G-2-705
RC造・S造
工事概要

表面の塗材・塗料を塗替え又は吹付け直す工法である。(参考:参考文献1)


(chord作成)
塗替え補修後の概念図
対応する不具合と原因 不具合
  • 外壁のひび割れ、欠損(G-2)
原因
  • 仕上材料の選択不良
  • 仕上材料の品質不良
  • 仕上材料の施工不良
適用条件
  • ALCパネルやサイディング自体にはひび割れがなく、塗装のみにひび割れ、劣化が生じている場合に適用可能である。
  • 補修のうえ、美観上の問題が生じないことが確認された場合に限り適用可能である。
工事手順の例
1.事前調査
現場調査により適用条件を満たしていることを確認する。
塗材・塗料のひび割れ等の状況を確認し、塗替えの必要の範囲を確認し、工事計画を立てる。
必要に応じて足場を設置して高所の確認を行う。
2.足場の設置
建物当該箇所に足場を設置し、足場設置後、撤去時に発生する粉塵や吹付け塗材が隣地に飛ばないようその外回りに防塵シートを張る。
3.下地処理・既存塗膜の除去処分
表面の汚れ、付着物、劣化脆弱部分を除去する。
劣化している部分の既存塗膜の除去を行う。
4.下地調整塗材、シーラーの塗布
下地調整塗材を施工する場合は、コテ、ローラー、スプレーガン等を用いて塗り付ける。(参考:参考文献1)
シーラーを施工する場合は、ローラー、スプレーガンなどを用いて塗布する。(参考:参考文献1)
5.養生
雨水等を防ぐため、シート養生を行う。
6.確認
仕上塗材を塗付けるのに十分に平たんな下地の状態かどうかを確認する。
7.塗り仕上げ
既存の吹付け部分の色に合わせて出隅部、入偶部など見切りの良い範囲まで、表面仕上げ(薄付け仕上塗材(リシン等)、複層仕上塗材(吹付タイル等)などによる仕上げ)を行う。
8.最終確認
工事全体の仕上がりを確認する。
防塵シートを取外し、足場を撤去の上、片付け・清掃を行う。
備考

参考文献

書名[該当箇所](監修) 編著者 発行所
1 ALCパネル外壁の補修・改修技術
[p83~85,99~104]
(建設大臣官房技術調査室)
外装仕上げおよび防水の補修・
改修技術出版企画編集委員会
(財)日本建築センター
(財)建築保全センター
(財)日本建築センター
(財)建築保全センター