補修方法編

補修方法シート

【鉄骨造住宅】


床振動V-1
S造

原 因 不具合事象の発生している主要部位 補修方法 シートNo.
(シートNo.群)
補修工事の特性 居住条件
骨組の鉄骨、スラブのコンクリート・鉄筋の規格不適・品質不良 柱・梁・床版(デッキP) (専門家と個別に相談を行い、補修方法を決定する。)
骨組や床構成部材等の断面寸法等の不足

骨組や床構成部材等の配置・間隔の不良
カバープレートの溶接(柱) G-1-404 接合部の溶接により断面不足を補強できることが構造計算により確認された場合には、カバープレートの溶接を行う。
接合部の溶接により断面不足を補強できない場合には、形鋼の取付を行うことも考えられる。但し形鋼の取付については、その設置が計画上・美観上可能であるか否か検討が必要である。
形鋼の取付け(柱) G-1-405
カバープレートによる補強(梁) F-1-401 接合部の溶接により断面不足を補強できることが構造計算により確認された場合には、カバープレートの溶接(梁フランジ溶接部がすみ肉溶接の場合にも適用可能)・三角プレートの溶接を行う。ただしこれらの場合には、梁上部スラブを一部取り除く必要がある。
接合部の溶接により断面不足を補強することができない場合には、形鋼の取付けを行うことも考えられる。
三角プレートの溶接(梁) F-1-402
形鋼の取付け(梁) F-1-403
床版
(デッキP)
鉄骨小梁の新設 F-2-401
床版
(ALCパネル)
ALC床パネルの取替え(敷設筋構法) F-2-402
床構成部材の材料の選択不良

床構成部材の配置・間隔の不良

床構成部材の材料の品質不良
カバープレートによる補強(梁) F-1-401 接合部の溶接により断面不足を補強できることが構造計算により確認された場合には、カバープレートの溶接(梁フランジ溶接部がすみ肉溶接の場合にも適用可能)・三角プレートの溶接を行う。ただしこれらの場合には、梁上部スラブを一部取り除く必要がある。
接合部の溶接により断面不足を補強することができない場合には、形鋼の取付けを行うことも考えられる。
三角プレートの溶接(梁) F-1-402
形鋼の取付け(梁) F-1-403
床版
(デッキP)
鉄骨小梁の新設 F-2-401
床版
(ALCパネル)
ALC床パネルの取替え(敷設筋構法) F-2-402
骨組や床構成部材等の架構・接合方法の不良 梁仕口 カバープレートによる補強(梁) F-1-401
梁継手 ボルトの材質変更又はサイズアップ、スプライスプレート(添え板)の板厚増加 F-1-405 ボルト接合部の補修(F-1-405)による剛性の増加が不可能な場合には、スプライスプレート周辺にすみ肉溶接を施しボルト接合の不足分を補う併用継手とすることも考えられる。
スプライスプレート(添え板)の溶接(梁) F-1-406
パネル
ゾーン
ダブラープレートのパネルゾーンへの設置 F-1-404
床版
(ALCパネル)
ALC床パネルの取替え(敷設筋構法) F-2-402
床スラブの鉛直支持力の不足 床版
(デッキP)
鉄骨小梁の新設 F-2-401
床版
(ALCパネル)
ALC床パネルの取替え(敷設筋構法) F-2-402
パネルの取付又は組立ての不良 床版
(ALCパネル)
ALC床パネルの取替え(敷設筋構法) F-2-402
工事中の一時的な過荷重の積載 床版
(デッキP)
鉄骨小梁の新設 F-2-401
床版
(ALCパネル)
ALC床パネルの取替え(敷設筋構法) F-2-402
床仕上材等の選択不良

床仕上材等の品質不良

床仕上材等の留付け不良
仕上材 フローリングの張替え F-4-701
下地材 床下地・仕上材の張替え F-3-701
※ デッキP:デッキプレートに現場でコンクリートを打つ場合
※ ALCパネル:ALCパネル等を用いた場合

水平振動V-2
S造

原 因 不具合事象の発生している関連部位 補修方法 シートNo.
(シートNo.群)
補修工事の特性 居住条件
基礎の沈下 基礎 「基礎の沈下」を参照して、「基礎の沈下」の発生原因に対応した補修を実施する。 (K-1)
骨組の鉄骨、スラブのコンクリート・鉄筋の規格不適・品質不良 柱・梁 (専門家と個別に相談を行い、補修方法を決定する。)
骨組の断面寸法等の不足

骨組の配置・支持間隔の不良

骨組の架構・接合方法の不良
カバープレートの溶接(柱) G-1-404 接合部の溶接により断面不足を補強できることが構造計算により確認された場合には、カバープレートの溶接を行う。
接合部の溶接により断面不足を補強することができない場合には、形鋼の取付けを行うことも考えられる。
形鋼の取付け(柱) G-1-405
カバープレートによる補強(梁) F-1-401 接合部の溶接により断面不足を補強できることが構造計算により確認された場合には、カバープレートの溶接(梁フランジ溶接部がすみ肉溶接の場合にも適用可能)・三角プレートの溶接を行う。ただしこれらの場合には、梁上部スラブを一部取り除く必要がある。
接合部の溶接により断面不足を補強することができない場合には、形鋼の取付けを行うことも考えられる。
三角プレートの溶接(梁) F-1-402
形鋼の取付け(梁) F-1-403
鉛直
ブレース
鉛直(水平)ブレースの新設 G-1-406 ブレースの箇所数が不足している場合には、ブレースを新設することが考えられる。
ガセットプレートの補強 G-1-407
梁仕口 カバープレートによる補強(梁) F-1-401
梁継手 ボルトの材質変更又はサイズアップ、スプライスプレート(添え板)の板厚増加 F-1-405 ボルト接合部の補修(F-1-405)による剛性の増加が不可能な場合には、スプライスプレート周辺にすみ肉溶接を施しボルト接合の不足分を補う併用継手とすることも考えられる。
スプライスプレート(添え板)の溶接(梁) F-1-406
パネル
ゾーン
ダブラープレートのパネルゾーンへの設置 F-1-404
水平構面の剛性の不足 水平
ブレース
鉛直(水平)ブレースの新設 G-1-406 ブレースの箇所数が不足している場合には、ブレースを新設することが考えられる。
ガセットプレートの補強 G-1-407


設備からの騒音、振動V-3
S造

原 因 不具合事象の発生している主要部位 補修方法 シートNo.
(シートNo.群)
補修工事の特性 居住条件
機器・管材等の種類、規格の不適 水栓

給水配管

給湯配管
水栓の取付け直し V-3-002
配管の径の不足 排水配管 器具用通気弁の取付け V-3-003
配管ルート・勾配の不良 排水配管 器具用通気弁の取付け V-3-003
機器・管材等の支持・固定方法の不良 換気扇

ダクト
換気扇・ダクト等の交換工事 V-3-001
水栓

給水配管

給湯配管
水栓の取付け直し V-3-002
機器等の老朽化 換気扇 換気扇・ダクト等の交換工事 V-3-001
騒音源の存する方位に対する適切な機器等選択への配慮不足 換気フード 遮音性のある換気フードへの交換 V-3-004
  • 換気フード内部に設置された吸音材表面に油分及び水分等に対して耐久性のある素材が張られた製品を選定する必要がある。
  • 換気フード・ダクトの圧力損失を計算で確認することが必要である。
駐輪機本体の固定方法の不良 ・ 駐輪機可動部の防振・防音措置不良 駐輪機 駐輪機からの音・振動の伝搬を防止する措置 V-3-005
  • 防振ゴムは、設置可能な箇所数に応じて1ヶ所あたりの負担荷重とばね定数とを算定する必要がある。
*V-3-001~005は木造住宅(在来軸組工法・枠組壁工法)補修方法編を参照のこと。