住宅紛争処理技術関連資料集

使用する検査機器


建築

機器の名称 標準法による揮発性有機化合物(VOC系)用捕集・分析機器
機器の使用目的 室内空気中の化学物質濃度測定の標準的な測定方法に対応した測定
機器の概要 ポンプで吸引することにより、室内の空気を捕集管(カートリッジ)に通し、化学物質を捕集する。
揮発性有機化合物(VOC)類の捕集には、対象物質に応じた専用の捕集剤を充てんした捕集管が用いられる。
捕集後は、分析機関においてガスクロマトグラフ装置を用いて定性、定量する。
使用方法の概要
基本的に捕集管、ポンプ、ガスメーター(流量計)の順に接続する。
流量制御が可能なポンプを用い、捕集管に揮発性有機化合物(VOC)類を捕捉する。ポンプによる吸引時間は濃度と流量により30~60分が一般的である。
捕集サンプルが汚染されないよう密閉して分析機関まで運び、専用のガスクロマトグラフ装置で分析する。
ポンプと流量計が一体となった捕集装置の例
(ここでは、ホルムアルデヒド用とVOC用の2台を並列して行っている)
ガスクロマトグラフ
捕集に使うカートリッジの例
関連する不具合事象 室内空気の汚染
備考 関連する規格には以下のものがある。
JIS A 1965:2015「室内及び試験チャンバー内空気中揮発性有機化合物のTenaxTA®吸着剤を用いたポンプサンプリング,加熱脱離及びMS又はMS-FIDを用いたガスクロマトグラフィーによる定量」
JIS A 1966:2015「室内空気中の揮発性有機化合物(VOC)の吸着捕集・加熱脱離・キャピラリーガスクロマトグラフィーによるサンプリング及び分析-ポンプサンプリング」
JIS A 1968:2015「室内空気中の揮発性有機化合物(VOC)の吸着捕集・溶媒抽出・キャピラリーガスクロマトグラフィーによるサンプリング及び分析-ポンプサンプリング」