住宅紛争処理技術関連資料集

使用する検査機器


設備

機器の名称 温度計
機器の使用目的 給水・給湯の温度測定
機器の概要 ガラス製棒状温度計や液体用デジタル温度計を使用して、給水・給湯温度を測定する。

<ガラス製棒状温度計>
最も一般的に使用されている温度計で、感温液としてアルコールや水銀を封入したものがある。
感温液はJIS B 7411-1:2014「一般用ガラス製温度計-第1部:一般計量器」に規定がある。

<デジタル温度計>
棒状のサーミスタセンサーや熱電対センサーを液体に浸し、その温度を測定し液晶画面に表示する。
デジタル温度計の例1
測定範囲(参考値)-30~200℃
デジタル温度計の例2
測定範囲(参考値)-50~300℃

空気の温度、ダクトの温度などは異なる形状のセンサーを用いる。
また、物体の表面温度測定のためには放射温度計がある。(建築編参照)
使用方法の概要
<ガラス製棒状温度計>
棒状温度計で温度を測るときの状態として、大別して全浸没と部分浸没がある。
全浸没温度計は、温度計全体を測定対象の液体に浸したときに正しい温度を示す。
部分浸没温度計は、温度計の下部にある浸没線まで測定対象の液体に浸した場合に正しい温度を示す。
いずれの場合も指示温度が安定するまで保持しておき、温度の読み取りは感温液上限の目盛りを水平位置で読み取る。
ガラス製で折れやすいので、測定時は金属(保護)ケースを使用することが望ましい。

<デジタル温度計>
測定対象の液体にセンサー部を浸し、指示温度の数値を読み取る。
関連する不具合事象 「設備からの漏水」
備考 測定の目安:一般に、給水温度は0℃~30℃、給湯温度は60℃程度なのでこの範囲を測定できる機器を使用する。
参考文献:<ガラス製棒状温度計>に関連する規格には以下のものがある。
JIS B 7411-1:2014「一般用ガラス製温度計-第1部:一般計量器」
JIS B 7411-2:2014「一般用ガラス製温度計-第2部:取引又は証明用」