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相談例11

太陽光発電工事の提案を受けているが、工事費用について妥当性が不明なケース

相談概要

工事内容
築35年になる住宅の屋上防水の更新、太陽光発電システムの設置
住宅形式
戸建(RC造2階建)
相談内容
屋上防水の更新時期を迎え、これを機に太陽光発電システムを設置しようと考え、リフォーム事業者に見積りを依頼した。その事業者から見積書を受けとる際に、「県の補助制度があるが予算が限られているため、早く申し込まないと抽選になってしまう」と説明があり、契約をせかされている。信頼できる事業者とは思うのだが、金額が妥当であるか不安である。見積書をチェックしてほしい。

相談者から送付された資料

  • 見積書(2,429,175円)、太陽光発電システムレイアウト図

見積チェック

チェックポイント 項目・数量

項目・数量について確認。

チェック内容

  • 機器の品番や数量が適切に記載されており、項目・数量についても、誤記や計算間違いなどの問題がないことを確認した。
見積書

チェックポイント 単価

単価について確認。

チェック内容

  • 参考価格データと照合を行ったが、一部メーカーから定価が公表されていない機器があるため、その部分について、事業者に単価の根拠を確認することを助言した。
見積書

チェックポイント 図面

図面について確認。

チェック内容

  • 屋上に架台を設置する際の固定方法や、建物内部への入線位置・方法について詳しい記載がないため、事業者に確認することを助言した。
  • 「住宅瑕疵担保責任保険[現場検査]講習テキスト」(参考資料参照)にRC造の陸屋根部に設置する場合の施工基準が掲載されており、参考にすることを助言した。
太陽光発電システムレイアウト図

チェックポイント 相談ニーズ

相談者は、事業者から補助金申請の受付が抽選になることを理由に契約をせかされていたが、金額の妥当性が分からないため、契約すべきかどうか困惑していた。

チェック内容

  • 県が実施している補助金の申請状況を確認したところ、既に抽選による受付になっており、これから申請する場合は、いつ申請しても条件が変わらないことを指摘。契約を急ぐ根拠がないことから、他の事業者から相見積りをとり比較検討することを助言した。
  • 国が実施している補助金の規定では、1kWあたり55万円を超えた場合は、対象外になるため注意すること。また、一般社団法人太陽光発電普及拡大センターのホームページに「補助金交付申請における平均システム価格」が公表されているので、参考にすることを助言した。

相談者への助言内容のまとめ

  • 単価の根拠が不明な箇所について事業者に確認することを助言した。
  • 屋上に架台を設置する際の施工方法が不明であることから、事業者に確認することを助言した。
  • 事業者の補助金申請に関する説明が間違っており、契約を急ぐ根拠がないことから、相見積りをとり比較検討することを助言した。

参考資料

「住宅瑕疵担保責任保険[現場検査]講習テキスト」(発行:一般社団法人 住宅瑕疵担保責任保険協会)

https://www.kashihoken.or.jp/about/books/text.html

住宅瑕疵担保責任保険[現場検査]講習テキスト
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