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雨漏りの補修を依頼したが、金額と工事内容の妥当性が不明なケース

相談概要

工事内容
雨漏りが生じた陸屋根の防水工事と外壁(ALC版)のひび割れを補修する工事
住宅形式
戸建(軽量鉄骨造3階建)
相談内容
築45年軽量鉄骨造3階建て住宅の外装塗装リフォーム。住宅の屋上は陸屋根で、屋上から雨漏りが生じている。外壁はALC版であり、ひび割れが発生している。防水工事の見積金額が高額だと思われるため、見積チェックをしてほしい。

相談者から送付された資料

  • 見積書

見積チェック

チェックポイント 項目・数量

雨漏りの補修が含まれているか不明である。

ウレタン防水ならびに外壁塗装の詳細、立上がり部の施工も含まれているかが、見積書上では不明である。

塗装の狭所作業とはどの部分か不明である。

チェック内容

  • 既存の状態にあった製品・工法が選択されているのか説明を受け、塗り回数も確認するよう勧めた。
  • 塗装の狭所作業について、施工面積、部位の確認を勧めた。

チェックポイント 相談ニーズ

相談者は、雨漏りやひび割れ補修に関する工事項目の記載がないことで、不安を感じ、工事内容と金額について不信感を抱いた。

チェック内容

  • 雨漏りの原因の究明と具体的な補修対策が講じられるのか確認することを勧めた。
  • 雨漏りの修理が含まれているのであれば、見積書にその旨を記載し、保証内容を確認することを勧めた。

相談者への助言内容のまとめ

  • 防水工事の材料・工法は、既存の下地や状態によって選択肢が異なるので、既存の状態を確認し、事業者から使用する材料や工法について説明を求めるよう助言した。
  • 防水工事は平らな部分と立上がり部分で価格が異なり、立上がり部の方が高いのが一般的であることを説明し、提示された価格に立上がり部も含まれているかを確認するよう勧めた。
  • 塗料は下表のように種別により性能や耐久性、価格も異なることを説明し、使用する塗料のメーカーや製品名を確認するよう助言した。
  • 雨漏りについては、雨漏り箇所の特定と原因を調べる必要があります。
    その調査の有無と補修内容の説明を受け、補修後の保証についても確認しましょう。

参考資料

仕上塗材の塗料のグレード

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