「住宅の品質確保の促進等に関する法律」（住宅品確法）に基づく住宅性能表示制度を利用して建設住宅性能評価書が交付された住宅です。
住宅性能表示制度は、耐震性や省エネルギー性などの住まいの性能を等級などでわかりやすく表示したり、設計段階と建設工事・完成段階で第三者機関^※１がチェック(既存住宅は、現在の状況をチェック)するなど、住宅の建設や購入などに安心な制度です。

※１ 国土交通大臣の登録を受けた「登録住宅性能評価機関」です。
参考：登録住宅性能評価機関の検索（（一社）住宅性能評価・表示協会のページ）

「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」（住宅瑕疵担保履行法）に基づく瑕疵保険が付された住宅です。保険付き住宅は、大きく分けて２種類あります。

１号保険付き住宅

新築住宅を供給する事業者には、重大な瑕疵^※2の補修等が確実に行われるように、住宅瑕疵担保責任保険への加入または保証金の供託が義務付けられており、このうち、住宅瑕疵担保責任保険に加入した新築住宅を１号保険付き住宅と言います。
１号保険付き住宅の場合、万が一重大な瑕疵^※２があった場合は、補修費用が保険法人^※３から事業者に保険金として支払われます。また、事業者が倒産した場合などは、住宅取得者に対して保険金が直接支払われるので安心です。

※２ ここでいう重大な瑕疵とは「特定住宅瑕疵」をいい、構造耐力上主要な部分または雨水の浸入を防止する部分の瑕疵です。
※３ 保険法人は、国土交通大臣が指定した専門の保険会社です（下記一覧参照）。

２号保険付き住宅

保険付き住宅のうち、１号保険付き住宅以外を２号保険付き住宅と言います。
加入した保険の種類に応じて、瑕疵の補修費用などが保険法人^※4から事業者に保険金として支払われます。また、事業者が倒産した場合などは、住宅取得者に対して保険金が直接支払われるので安心です。

【２号保険の類型】

※4 １号保険と同じく国土交通大臣が指定した専門の保険会社です（下記一覧参照）。

保険法人一覧

• (株)住宅あんしん保証
• 住宅保証機構(株)
• (株)日本住宅保証検査機構
• (株)ハウスジーメン
• ハウスプラス住宅保証(株)

(2022年3月現在)

評価住宅・保険付き住宅に関する制度など

ご利用いただけるサービスについて

評価住宅の取得者又は供給者、及び保険付き住宅の取得者等（請負契約の発注者、売買契約の買主等）又は供給者等（請負人、売主等）は、専用のフリーダイヤルによる電話相談、専門家相談、紛争処理のサービスが受けられます。なお、２号保険付き住宅については、下図のとおりサービスを開始いたしました。

2022年9月30日まで

※5　２号保険に加入していなくても、住宅リフォーム工事・大規模修繕工事の発注者及び発注予定者、既存住宅（中古住宅）の買主の方は、2022年9月30日以前でも、専門家相談を受けられる場合があります。詳しくはこちらをご参照ください。

2022年10月1日から

※6　2022年9月30日以前に2号保険に加入している場合、専用ダイヤルはご利用いただけません。