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戸建住宅編

3. リフォーム事例6

後付けで太陽光パネルを設置したところ、すが漏れにより水が漏れてきた。誰にどのような責任を問えるか

回答

中立な第三者に現地確認による見解を求めましょう。
そのうえで、どちらかの業者に補修工事要求を。

住まいるダイヤル相談員

新築時の施工業者は、新築工事について補修などに応じる責任を負っています。しかし今回の場合、別のリフォーム業者が太陽光パネル設置工事を行っており、その工事によりすが漏れが発生したのであれば、新築時の施工業者は、責任を負いません。また、リフォーム業者は太陽光パネル設置工事について、既存の屋根の状態などを勘案したうえで適切に工事を行う必要があり、その工事に施工ミスがあれば、その責任を負います。ただし、新築時の屋根の設計に問題があったことによりすが漏れが発生した場合は、責任を負わないこともあり得ます。そこで、すが漏れの原因を特定するために、中立な第三者に現地を確認してもらい、見解を聞いてみてはいかがでしょうか。その結果により、新築時の施工業者またはリフォーム業者と、すが漏れの原因を排除する補修工事またはその費用相当額の損害賠償について交渉するのがよいでしょう。

さらに、アドバイス!

  • 双方への交渉はなるべく書面などで行い、履歴を残すようにしましよう。
  • 仮にすが漏れの原因がリフォーム業者の設置工事にあった場合には、新築時の施工業者に補修工事についての提案や実施を依頼し、その費用をリフォーム業者に請求するという交渉も考えられます。
  • 施工業者とリフォーム業者の言い分が違う場合などはやり取りを書面で残しましょう。
  • 不具合が起きたときは現象の記録を残しておきましょう。写真や音声など、スマホでOKです。

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