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ヒートポンプ給湯機の低周波音や振動が気になり住み続けられなくなった
戸建住宅編
ヒートポンプ給湯機の低周波音や振動が気になり住み続けられなくなった
まずは移動や交換が可能か、施工業者に相談を。
移動する場合は、据付ガイドブックが推奨する設置方法で。
家庭用ヒートポンプ給湯機に関する苦情のひとつに、低周波音があります。施工業者が事前に誤った説明をしていたり、給湯機自体の据付説明書に記載された方法と異なる設置を行っていたりした場合には、その責任を問える可能性があります。しかし、施主が特に希望して設置場所を決定していた場合は、責任を問うことは難しくなります。業界団体の据付ガイドブック※では給湯機を移動させる場合、施主や隣接する家の寝室の傍に設置することは避けること、近辺に窓や床下通気口など音の侵入口があれば極力距離を置いて設置することなどが推奨されています。施工業者と協力して、給湯機の移動や交換が可能か、仮住まいにかかる費用負担をどうするかを相談、交渉してはいかがでしょうか。
※「騒音等防止を考えた家庭用ヒートポンプ給湯機の据付けガイドブック」(一般社団法人日本冷凍空調工業会)