公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター

建築主に説明しておきたいこと

建築主にとっては、わからないことや不安がいっぱい。
それに配慮し、その都度丁寧に説明することがトラブル防止にもなります。

契 約

契約は必ず書面で交わす。契約内容には解除の条件や追加変更の際の取り決め等も盛り込み、十分に説明して建築主が理解・納得しているか、よく確認する。

費 用

設計はタダではなく、費用が発生するという認識を持ってもらう。

住宅性能表示制度等

「地震に強い家」のような曖昧な要望には、性能が等級で表示される住宅性能表示制度、長期優良住宅などを紹介する。

デザイン

特殊なデザインには、デメリットもあることを理解してもらう。リスク軽減のため複数案を提案し比較してもらうのもよい。

設計と工事見積

建築主の予算を事前に把握し、オーバーしないように都度、建築主に確認しながら進める。

地盤調査

地盤調査は必ず行い、その結果を基礎の設計に反映させる。調査の結果次第で、地盤改良費など費用が変わることも事前に説明する。

後で困らないために

契約書と添付書類

契約書には約款、設計図書、内訳書などを添付し、契約解除事項、引渡し遅延時の損害賠償等も明記する。

利用を希望する制度の確認

建築主が利用を希望する制度(住宅性能表示制度、長期優良住宅、各種補助金など)があれば、それらに必要な条件を満たしていることを確認し、契約書に記載する。

地盤調査

地盤調査の結果を反映した基礎の設計をする。設計時に調査ができない場合は、変更・増額の可能性がある事を説明し、書面にして了解を得る。

定期的な打合せ

建築主とは工事進捗状況の報告を含め、定期的に打合せをする。現場の進捗状況に合わせて打合せを行うとよい。

記録と共有

打合せ内容は必ず書面にし、建築主と双方で保管して共有することで、言った言わないのトラブルを防ぐ。

変更には見積りと記録

設計変更や追加工事が発生した場合は、必ずその内容を書面に残し、見積書を提出し建築主の承認を得てから着手する。

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