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マンション排水立て管の長期修繕計画をどのように考えるか。

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ご相談内容

相談年月:2010年10月

築40年の14階建てマンションの修繕委員会役員です。汚水と雑排水を合流して排水している排水立て管のメンテナンスを、長期修繕計画として考えています。しかし、管理会社が提案してくる方法は全く信用できません。どうしたらよいでしょうか。

回答

管理会社の提案が信用できないということであれば、設備更新の経験が豊富なコンサルタント等の専門家のアドバイスを受け、設備配管の更新(排水管を新しいものに取り替えること)または更生(排水管の内部の沈殿物をそぎ取って保護膜をつくること)等の方針を決めなくてはなりません。
(1)更新を検討する場合、排水システムは、集合管システムでしょうから、横引き排水管を切断した後、屋上に立ちあがっている伸頂通気管から排水立て管を引き抜けるかどうかがポイントとなります。引き抜けない場合、各住戸内で切断しながら撤去する事になるため、建築工事を含む工事が発生します。一時期住めない可能性も含めての検討が必要となるでしょう。集合管システムにより事情が異なりますから、設備技術者との相談が必要でしょう。
(2)更生を検討する場合も、集合管システムによっては、サンドブラスト(圧縮空気で砂を吹き付ける加工法)や、コーティング処理ができないシステムがあります。排水管更生専門業者と相談し、更生工事が可能であれば、住みながらの工事が可能でしょう。

相談ID:426

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