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新築住宅の引渡しを受けた。住宅内に入ると気分が悪くなる。どうしたらいいか。

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ご相談内容

相談年月:2012年3月

木造新築建売住宅を購入し、先日引渡しを受けました。
引渡し後に初めて住宅内を確認したところ、私一人だけ気分が悪くなりました。洗面所付近で特につらかったのですが、住宅から離れると体調は戻りました。売主に問い合わせてみたら、「建材はF☆☆☆☆を使っているので問題はないはずです。空気環境を調べたいのなら、そちらで実施してください。換気をしてください」と言われました。
私は、花粉症とハウスダストのアレルギーはありますが、化学物質過敏症ではありません。近く入居予定ですが、どうすればよいでしょうか。

回答

F☆☆☆☆の表示のある建材とは、ホルムアルデヒドの放散量が一定の水準以下であるため、建築基準法に基づく内装仕上げ材の使用面積の制限を受けない建材という意味です。体調を崩された原因がホルムアルデヒド以外の化学物質であれば、原因となっている物質や使用箇所等を調整し、その対策を検討する必要があります。
室内空気環境の調査を実施している機関は、住まいるダイヤルのホームページで調べることができますが、原因の特定等は容易ではありませんし、調査費用も必要になります。保健所で相談できる場合もありますので、問い合わせをすることをすすめます。
なお、化学物質の室内濃度は竣工直後に高く徐々に下がっていく傾向がありますので、可能であれば入居を急がず、しばらく養生期間を置いて換気通風を行った後に入居することや、入居後も積極的な換気通風を努めることが望ましいと考えられます。
また、無理をして入居すると化学物質過敏症になる恐れがありますので、慎重に対応するようにして下さい。

相談ID:557

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