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現在新築工事中。住宅の基礎が予定より低い。

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ご相談内容

相談年月:2012年6月

車庫は残して、古い住宅を解体し、重量鉄骨造3階建店舗併用注文住宅を新築しています。工事は住宅会社に発注し、屋根の防水工事まで(約65%)進み、工事費の約70%を支払いました。
ところが、住宅会社が基礎の高さを間違えて施工してしまったため、基礎立ち上がりを20cm高く増し打ちしました。それでもまだ、玄関出入口の高さは設計図書どおりになっていません。
私としては、建築確認申請の図面どおりの工事が行われていないことは問題だと考えています。また、店舗兼住宅なので、建物のイメージやアプローチ方法が変わることには納得できません。
住宅の建て替えを求められないでしょうか。もし、このまま工事を継続するのであれば安全性を確かめて未払いの工事費分の減額を求めることはできないものでしょうか。さらに、工事遅延等による店舗の営業利益の減額見込み分が損害賠償として認められるのでしょうか。

回答

建築基準法適合性の判断を確認するために確認申請を行い、図面どおりの工事を行うことで、法律に適合した建物が建つのです。現場で図面どおりの工事ができない場合には、施主の了解を取るとともに、計画変更に係わる確認申請を提出する等の手続を行う必要があります。
住宅会社は図面どおりの建物を完成させる義務を負っていますので、工事のやり直しを求めることも選択肢の一つではありますが、工事費の減額での決着も視野に入れて、納得のできるまで交渉をするのがよいと思います。
工事費の減額にかえて損害賠償請求をする交渉も一つの方法です。
しかし、工事遅延等による店舗の営業利益の減少見込み分については、まだ損害が発生したわけではありませんので、あらかじめ請求するのは困難と思われます。この損失を含めて、建設工事の遅延損害金の条項を工事請負契約に定めていることが多いので、まず、契約書を確認することをおすすめします。

相談ID:568

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