住まいるダイヤルで受け付けた電話相談のなかから、消費者の皆様に参考となる相談事例を紹介したものです。

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外壁塗装工事の出来映えが悪い。業者とどのように交渉すればよいか。

相談ID:583

Q:  6年前、築17年の木造2階建て住宅を購入しました。だんだん家が古くなってきたので、2か月前、近所のリフォーム業者に、屋根の修理と外壁塗装を依頼しました。
工事には1ヶ月ほどかかり、出来映えを見ると、外壁塗装にムラがあるうえ、アルミサッシや雨樋などにペンキの汚れがたくさんあり、納得がいきません。塗装をやり直し、サッシや雨樋は交換してほしい気持ちです。
何度もリフォーム業者に電話をしても「あとで責任者から連絡する」と言われたまま連絡がなく、話し合いができません。今からでも契約解除をしたいのですが、どうしたらいいでしょうか。契約金額は130万円ですが、納得がいかないのでまだ全く払っていません。
A: 外壁塗装工事の契約は通常請負契約として締結され、塗装業者は、約束したとおりの仕事を完成させる義務を負い、依頼主は、約束した報酬を払う義務を負います。
塗装工事を終えたにもかかわらず塗装ムラなどの不具合が残っている場合は、その点の補修や損害賠償を検討することになります。不具合のうち契約上・社会通念上求められた品質・性能を欠くものを瑕疵といいます。瑕疵に該当するか否かの判断は、最終的には裁判官の評価によって決まるものであり、注文者の納得で定まるものではありません。
塗装にムラがあり、アルミサッシ等に汚れがあるとのことです。塗装のムラが瑕疵とされるかどうかは、かなり微妙な判断となる事柄です。
これに対して、塗装すべきでない箇所を汚したかどうかは、塗装の範囲を確認すれば比較的容易に判断できる事柄です。この点については、汚れた部分の清掃代金相当額について損害賠償請求が可能であり、請負代金と相殺することも可能です。実際の現場状況を拝見していませんので、明確な判断はできませんが、工事代金を支払わないままでいると、先方から支払督促などの法的措置をとられる可能性もありますので、なるべく早くリフォーム業者と話し合う方がよいでしょう。
その場合、交渉記録を残すべくメールやファクス、手紙などで連絡してみてはどうでしょうか。

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