住まいるダイヤルで受け付けた電話相談のなかから、消費者の皆様に参考となる相談事例を紹介したものです。

その他の事例はこちら

中古住宅を購入したが、勝手に基礎コンクリートの増し打ち補強をされてしまった。

相談ID:676

Q:  築35年の木造2階建て住宅を中古で購入し、引渡しを受けました。売主である不動産業者がリフォームを行ったうえで引渡しという契約でした。引渡しから引越しまでの間に、クロス等の補修工事が行われましたが、その際に、基礎コンクリートの増し打ち補強を勝手に行われてしまいました。増し打ち補強によりコンクリートが出っ張った分、通路の幅が狭くなってしまいました。さらに、基礎上部に段差ができてしまったため、勝手口の出入りがしにくくなりました。売主からは「強度を増すために好意でやりました。」と説明されましたが、事前に売主に確認したところ耐震性に問題ないということでしたので、増し打ち補強工事は必要なかったと思われます。そこで、勝手に補強した増し打ち部分を撤去してほしいと売主に要求しましたが「対応できない」と言われてしまいました。今後どのように進めたらよいでしょうか。
A: 中古住宅の売買の場合、現状有姿が原則となります。ただし、リフォーム後引渡しの場合、一部補修などの工事をすることは考えられます。
売主が好意でやったことでも契約上にない工事を勝手に行われて損害を受けているのであれば、売主に補修または損害賠償請求することは考えられます。念のため、リフォーム工事について、契約上どのように約束されていたか書面等で確認してください。
実際には、増し打ち補強した基礎コンクリートを撤去して現状復旧することは困難であろうと推測されます。弁護士会の法律相談などを利用し、法律の専門家に相談することが考えられます。

このウィンドウを閉じる

ページのTOPへ