窓・ドア
(サッシ)

窓・ドア(サッシ)回りからの雨漏り
窓やドア(サッシ)の周囲と外壁が接する部分は、異なる部材の取合い部となるため、すき間等が生じやすい部位です。
すき間等が生じると雨水が建物内へ浸入する可能性が高くなります。

雨漏りリスク低減のアイデア
- 屋根の軒や庇(ひさし)の出を長くして窓にかかる雨が少なくなるデザインとする。
- 窓やドア(サッシ)の周囲と外壁が接する部分(取合い部)の防水処理が確実に行われているかを住宅事業者に確認する。
- モルタル外壁の場合は、モルタルがひび割れしにくい対策(サッシ回りの補強等)がとられているかどうかを住宅事業者に確認する。

住み始めてからは―
窓やドア(サッシ)の回り等に充てんされる「シーリング材」は、雨水の浸入を防ぐための大切な材料です。はがれやひび割れ等が発生していないか、住宅の外からときどき状態を確認しましょう。
モルタル外壁の場合は、窓やドア(サッシ)の回りにひび割れが発生していないか確認するとよいでしょう。
気になる箇所を見つけた場合は、新築時の住宅事業者に相談しましょう。

シーリング材とは
サイディング外壁の継ぎ目や、窓やドア(サッシ)回り、手すりと外壁の取合い部等において、部材間・継ぎ目を埋める弾力性を持つ材料で、雨水が建物内部に浸入するのを防ぎます。
シーリング部は長期にわたり紫外線や日射熱が当たると、劣化によりはがれやひび割れが発生するため、定期的なメンテナンスが必要です。
