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築40年の木造住宅で8年前に交換したサッシから雨漏りしている。

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ご相談内容

相談年月:2025年7月

 築40年の在来木造の2階建て住宅。2017年に、リフォーム瑕疵保険*(保険期間5年)に加入している事業者に、断熱改修、サッシ交換などの大がかりなリフォーム工事を依頼しました。2024年の台風時に窓のサッシ上部からの雨漏りがあったほか、窓枠周辺の外壁にクラックがあることが判明しました。また、外壁のモルタルを剥がすと内部の木材が腐食していることもわかりました。リフォーム事業者はコーキングのみの補修を行い、根本的な補修を行わないままでいます。リフォーム事業者によれば、今後、根本的な補修を行うのであれば、施主が補修費用の半分の負担をする必要があるそうで、納得できません。今後どのように交渉したらよいでしょうか。

回答

【弁護士の助言】

 まずは、雨漏りやクラック、木材の腐食といった瑕疵現象を引き起こした瑕疵原因を特定する必要があります。
 窓のサッシ上部からの雨漏りは、防水テープの施工に問題がある可能性があり、リフォーム工事業者に責任を問える可能性があります。
 クラックと木材の腐食については、サッシの交換によってクラックおよび雨水の浸入による木材の腐食が発生したという因果関係を立証する必要があります。現時点では立証の見通しは不明です。
 リフォーム事業者との話合いを継続し、窓のサッシ上部からの雨漏りの補修費用は全額を事業者が負担し、クラックと木材の腐食の補修費用は3~4割を施主が負担する、などの提案をすることも選択肢に入れてみてはどうでしょうか。
 リフォーム瑕疵保険(現在は保険期間が経過)に加入しているとのことなので、住宅紛争審査会による住宅紛争処理制度が使えるかどうかを確認したうえで、利用可能であれば調停等を申し立てることも検討してみてはいかがでしょうか。


【建築士の助言】

 窓枠上部より雨漏りが発覚後、リフォーム事業者から提出された施工中の写真を確認する限り、窓周りの防水テープの施工方法が間違っており、これも漏水の原因の一つではないかと思われます。
 窓を小さくして窓下を壁と改修した部位がクラック際であったため、改修した外壁をはがしてみたところ、腐食していたとのことですが、写真からは柱の腐食として断定するのは難しいでしょう。
 しかし、リフォーム事業者から相談者への説明では、柱腐食部の補修方法が提示されていることから、腐食していることは間違いないと思われますが、腐食している範囲については不明であると思われます。

 現在、リフォーム事業者から補修方法が提示されていて、技術的には問題ないですが、サッシ周りの防水は注視すべきであると言えます。
 リフォーム瑕疵保険の責任期間が過ぎているため、保険で補修することは難しいと思われますが、リフォーム事業者と交渉の余地があるのであれば、金額の折半ではなく、施工上問題がないかの点を整理して工事費の負担割合を話し合いでの解決することが望ましいでしょう。

 

*リフォームかし保険について「(住宅瑕疵担保制度ポータルサイト内)」国土交通省住宅局参事官(住宅瑕疵担保対策担当)付
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/jutaku-kentiku.files/kashitanpocorner/consumer/reform_insurance.html

相談ID:713

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