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中古マンションの居室内の壁のひび割れ

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ご相談内容

相談年月:2001年3月

築後6年を経過した中古マンションを去年6月に購入しましたが、今年の1月にリビングの壁と洋室の壁に、ハの字形のひび割れが入っているのを発見しました。
管理会社に見てもらうと、中古の場合にはよくあることで特に問題はないと言われました。他の建築専門家に相談すると、ハの字形にひび割れが入っているのは、単なる収縮ひび割れとは考えられないと言っていました。心配なので管理組合に相談したところ、理事長がアンケ−トをとりましたが、問題部分の苦情は他の住戸からは出きませんでした。再度、理事長から管理会社に問題部分の調査を求めていますが、どのように対応したらよいでしょうか。

回答

住戸間の戸境壁は共用部分であり、通常は耐震壁となっています。この壁にハの字形のひび割れが入っていることは、単なる仕上げのヘアクラックとは考えにくいです。施工上の問題、特にコンクリートの強度・配筋時の施工・コンクリート打設時の問題等、また、設計上の問題も考えられます。隣接する他の住戸の壁にも同様なひび割れが入っているかどうか、隣家にお願いし確認してもらう必要があります。また、同じ壁の下階の部分も確認してみることが必要でしょう。下階が問題なければ、基礎の問題と直接関係ないと思われます。地盤沈下や幹線道路からの車の振動にも関係ないと考えられます。
管理組合の理事長が、売主に文書で確認を取っているのであれば、早急にその返事をもらい原因の確認を行ってください。もしも、納得できない場合には、第三者の建築専門調査機関を紹介しますので、理事長と相談して調査依頼をしたらよいでしょう。

相談ID:10

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