中古住宅購入に当たっての注意点
ご相談内容
相談年月:2001年3月
不動産屋の案内で、築後18年の家を見に行ったところ、隣家との空きが少ないこともあって建物の回りをよく調べてみることはできなかったのですが、4箇所ばかり床下換気口の下にひび割れがありました。そのひび割れによって、家が傾いてくることがないか心配です。
その他に、契約するに当たってどのようなことに気をつければよいか教えて下さい。
回答
最近建てられた住宅であれば、床下換気口の廻りにクラック防止のために斜めの補強筋を入れていますが、18年前のものだとすると、入っているかどうか疑問です。クラックが入っているから直ちに建物が傾いてくるとは言えませんが、18年経過して地盤が安定していると判断できれば、家が傾く可能性は低いと言えるのではないでしょうか。心配であれば、以前はどのような状態の土地であったか、廻りの古い家を尋ねて聞いてはどうでしょうか。更にそこの近くの図書館に行き、古い地図を見て確認する方法もあります。
その他に、物件説明を受けて現状渡しであるのか、将来瑕疵が判明したときにどのような補修請求ができるのかを、はっきりと決めておいたらよいでしょう。
相談ID:17
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