トップページ 相談事例を探す マンション住戸の度重なる水漏れ
  • 電話相談事例

マンション住戸の度重なる水漏れ

  • 新築工事
  • 共同住宅
  • 売買契約
  • 雨漏り
  • 外壁
  • 内壁
  • 修補(補修)
  • 契約解消
  • その他要求
ご相談内容

相談年月:2001年2月

去年10月に13階建新築マンションの10階を購入し、入居しました。
入居1か月後くらいに、リビングのフローリングの一部分がビショビショに濡れていることに気がつきました。売主に申し出ると、修理業者がやってきて、「外壁から水漏れがあり、それが内壁を伝わって床に溜まったのだろう」と言い、フローリングと内壁クロスを張り直していきました。しかし、その2か月後にも同様の水漏れがあり、フローリングを足で踏むと、下からじわっと水分が染み出してくるほどでした。業者はゴンドラを使ったり、外壁に水をかけたりして、大掛かりな調査をしたようですが、「外壁にピンホールのような小さな穴があっても水は漏る。穴をふさげば大丈夫だ」と説明しました。しかし今年2月にも3回目の同様の不具合がおきました。マンションの他の住戸ではこのような不具合は起きていません。
1回目と2回目の水漏れは大雨の後だったと記憶していますが、3回目は雨降りではありませんでした。今後どのように対応したらいいでしょうか。また売主に、このマンションを買い戻してもらうことは可能でしょうか。

回答

入居してまだ5か月に満たない新築マンションであり、一刻も早く売主に水漏れの原因を特定させ、修理をするよう強く要求しましょう。修理業者は原因について「ピンホールのような小さな穴からも水漏れする」と答えているようですが、そのような穴から、入居1か月で、フローリングからにじみだすほどの水が漏るというのは考えにくいですし、水漏れが3度発生していることから見ても、他に原因があるのではないかと思われます。
水漏れの原因には外壁のコーキングにかかわるものをはじめ、給排水管の不具合や施工不良に起因するものもあります。まずは売主にしっかりと原因を調査させ、その補修の方法を話し合う必要があります。その際、口頭でのやりとりは慎み、文書を用いて話をすすめてください。もし売主が動かないようであれば、内容証明郵便を使い、期限を切って回答を引き出すことです。「売主の調査では信用できない」と思うのであれば、第三者の専門家に調査をしてもらう方法もあります。ただし、これには費用がかかるので、事前に売主に話を通しておく必要があります。
また、売主に買戻しを要求できるかどうかについては、法律的判断にかかわる問題になるので、弁護士会の法律相談等を利用することをおすすめします。

相談ID:35

参考になりましたか?

チャットでご相談

チャットサポート