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工務店との信頼関係

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ご相談内容

相談年月:2001年1月

地元の小さな工務店に依頼して、木造住宅を建築中です。現在木工事が終了した段階ですが、今年1月上旬の雨の日に、2階のベランダを下から見上げたら底面に雨水がしみ出していました。大工に問いただしたら「防水シートがまだだから」と言いました。しかし1月下旬の雪の翌日にも、ベランダの底面に、地図をかいたように水がしみていました。大工に言いましたが、「そうですか、見ておきます」と言ったきり連絡してきません。きちんと直してくれるか心配です。今までにも基礎や瓦のことで不審なことがあったのですが、この大工はそのたびに「見てみます」とか「調べます」と言うものの、すべて報告はなく、こちらが何度も問いただすとやっと返事をするという態度です。
個人の小さな工務店に依頼すれば、顔が見える関係だからうまくいくと考えたのが間違いだったのでしょうか。調査してくれる第三者を紹介して下さい。

回答

第三者による調査を希望なので、建築士関連団体を紹介します。しかし、住宅の施工中に第三者が調査するということは、今後の施主と大工との人間関係に影響する可能性があることや、費用もかかることなので、よく検討して下さい。
あなたは、「地元で評判もよく、今までに建てた物件も気にいったので、この大工を選んだ」のですし、大工も「直す」と言っているのですから、第三者に調査を依頼する前にもう一度、大工と対策を話し合ったらどうでしょうか。これから何十年と住む家であり、今後の修補のことなども視野に入れながら、検討したほうがいいのではないでしょうか。
また、今後は口頭ではなく、文書で確認できる方法をとるべきでしょう。まずは、現在気になっている部分を文書に書き出し、大工にその所見や対策を書いてもらい、双方で確認しあってはどうでしょうか。小さい工務店に頼んだのが間違いということではなく、大手住宅会社でも個人の工務店でも、重要なのは信頼関係です。

相談ID:47

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