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マンション居室の天井の結露

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ご相談内容

相談年月:2001年1月

10年前に13階建てマンションの9階住戸を購入しましたが、マンションは雛壇状になっており、我が家の上部は上階のルーフバルコニーです。4年前から天井面に結露が発生し、クロスは剥がれ、水滴がおちる状況になりました。当時その苦情を販売会社に告げると「暖房のせいだ」と言われ、その後室温を余り上げないように気をつけ、我慢する生活をしてきました。
今回施工業者が見に来て、「断熱材が施工されてなく、もし施工すれば40cm現在より天井が下がる」と言われた。40cmも天井を下げられることは我慢ができないのでどうすればよいでしょうか。
また、隣戸間の界壁にあたる和室のクロス壁が、下地ともひび割れているが大丈夫でしょうか。

回答

上階のルーフバルコニーは、最上階の屋根に該当するので、断熱材が未施工だと結露はかなり発生しやすいと言えるでしょう。現在が直天なのかどうかわかりませんが、天井を40cmも下げずに結露防止対策を講ずる工夫の余地はあると思われるので、専門家と相談してください。
また、和室の壁のひび割れは、隣戸間の界壁がRC造であり、クロスを直張りしているため、構造体のひび割れがそのまま仕上げのクロスに及んだ結果かと思われます。ひび割れの数と大きさ等により、単なるコンクリートの収縮亀裂か否かを調査する必要があります。
なお、マンションは雛壇状であり、同じ条件の住戸に同様の問題が発生している可能性があると思われます。管理組合がマンション全体の問題として取り組み、しっかりした調査を行った上で、販売業者とこれからの交渉を進めるべきでしょう。

相談ID:49

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